密度が濃い上に展開が早い!
(以下ネタバレ)
皇帝が「アーカーシャの剣」を起動させようとするその一方、アーニャの秘密も明かされました。一部の予想では既に指摘されていましたが、本人なのか精神を乗っ取っているのか、どちらかは分かりませんが、アーニャ=マリアンヌとはこれは中々謎が増えましたね。
C.C.の記憶があっさり戻っちゃったのはちょっと拍子抜けですが、それよりもマリアンヌの性格が想像していたのとかなり違ってそっちに驚きましたw
一方、前回ゼロを裏切った(彼らはゼロが裏切ったと主張してますが)黒の騎士団の面々は、その無能振りを次々と露呈させておりますな。扇は、前回の感想ではちょっと擁護してみましたが、今回の立ち振る舞いを見るにやはりただの無能でした……。本気泣きの玉城の株が逆に上がりましたがw
カレンが何も弁護しようとしないのは、どうしたらいいか分からないから、ですかね。
一方、スザクは本当にウザク化してしまいました。「壊れた」と言ってもいいですか。でもそれでも皇帝に剣を向けた際にルルーシュとナナリーの名前を出しているだけあって、どちらかというと錯乱して暴走している、というところでしょうか。
そして牙をむくシュナイゼル。やはりシュナイゼルは、皇帝が何をしようとしているのか知っているようですね。
混乱の中、再び皇帝と対峙したルルーシュ。全てを失った今、かつての脆さはどこにもなく、そして容赦も無い。
思えば、ルルーシュは自分自身の身の安全はあんまり省みてないんですよね。ユフィの時も、当初の計画では自分を撃たせようとしてましたし。
「皇帝と刺し違える」という覚悟は本物。
ただし、ルルーシュは皇帝が何をしようとしていたのか、きちんと理解していません。あの空間に閉じ込められた事が、かえって皇帝の目的遂行に有利に働く可能性も有り。