たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

『JEITAの発言で社会が混乱』権利者団体が公開質問状で批判

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/17/19959.html
この件に関して、決してどちらか一方の主張を全面的に支持するような、思考停止的なスタンスを取ってはいけない、と思っていましたが、これはもう権利者団体をどんな論理を用いても庇う事は出来ません。
もちろん、JEITA側の論にもツッコミどころはあるにはありました。しかしながら、彼らはアンケート業者を使ってなるべく偏らないような「消費者の声」を集めそれを公開し、世間にこの問題の是非を問う等、少なからず「語り合い」の姿勢が十分に見られました。
対して、権利者側の主張には結局最後まで我々消費者の側を向いて語った言葉が見られませんでした。新しい打開案を提示するわけでもなく、ただひたすらに既得権益の確保に腐心するその姿に、どうして消費者が理解を示せるでしょうか?
先日、本田雅一氏が、比較的消費者に近い視点でこの問題について語られていましたが、おそらくこの問題を冷静に見守ってきた多くの知識ある消費者の方々は、おおむね本田氏と同じような結論に達しているのではないかと思います。

時間があれば、この問題についてはいずれまた別の機会に語りたいと思います。

関連リンク
[「iPodに補償金」9割が反対 MIAUの調査、「ネット先進ユーザーの意見」 - ITmedia News