たこわさ

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自転車、歩道走行認めるルール作り 事故急増で警察庁

http://www.asahi.com/national/update/1130/TKY200611300260.html
狭い割りに人通りが多い歩道を爆走する小学生の自転車とか、狭い車道を蛇行しながらゆっくり走るご老人の自転車だとか、見通しが悪い交差点で左右確認も徐行もせずに通り過ぎていく若者の自転車とか、歩行者やドライバー視点で見ると危険・迷惑極まりないケースに毎日のように出くわします。
自転車って、その「手軽さ」が最大のメリットですが、同時にそれが最大のデメリットでもあるんでしょうね。つまり、乗っている人がその「手軽さ」故に自転車に乗る事によって生じる「リスク」に全く気が回らない、「油断」してしまうというデメリットが*1
自動車やバイクの場合には、耳にタコが出来るほど安全講習を聞かされるし、実技訓練でしつこい位に危険予測やら状況判断を叩き込まれます。それでもなお、マナーの悪い、「危険な」ドライバーが数多く存在する事を思えば、自転車だけが野放しな状況というのは、実は深刻な問題なのかもしれません。
厳密なルール作りも必要ですが、自転車に乗る人間に対する啓蒙活動にも、力を入れてもらいたいものです。

*1:むしろ原付の方が「手軽さ」によって生じる弊害の具合が顕著ですが。