マンガ選考基準
・連載が終了しているもの。
・連載中のものは20巻以上発行されている物
・現在でも比較的手に入りやすい、読みやすいもの。(古本屋とか 漫画喫茶とかで手に入る 読める)
・最低ラインは50個です。(100個選べない人用)
この4点です。 漫画大好きな人たちよ、お前らのナツ100選んで見せろ。
http://d.hatena.ne.jp/dangerous1192/20060731/p1
とりあえずリストだけ完成ー! 物凄い重要な物が抜けてたり、絶版の煽りを受けまくって入れたいものの4割くらいが入れられなかったけど、とりあえず完成は完成。
当初は連載中のものは除外しようと思ったんですが、上記の通り絶版系分を補完する必要があり、一部取り入れました。後、短編集・中編集も殆んど除外。数が多すぎ。
後ほど、一つ一つにコメント入れる予定。→コメント入れました
漫画界の至宝
- 手塚治虫「ブラックジャック」
- 日本漫画界の最高傑作。
- 手塚治虫「アドルフに告ぐ」
- 手塚先生の裏ベスト作品だと思う。
- 手塚治虫「火の鳥」
- 人間の綺麗さも汚さも躊躇なく描き上げた作品。
- 藤子・F・不二雄「21エモン」
- 後半の冒険譚も好きだけど、前半の殺伐としたほのぼのさが大好きです。
- 藤子・F・不二雄「パーマン」
- 最終回でちょっとだけ泣いたのはヒミツ。
- 藤子・F・不二雄「TPぼん」
- F先生の最高傑作と評する人も多し。未完なのが惜しまれます。
- 藤子・F・不二雄「大長編ドラえもん のび太の恐竜」
- ドラえもんから代表してこの一作。説明不要の名作。
- 藤子不二雄(A)「まんが道」
- 漫画好きにとってのバイブル。
- 石ノ森章太郎「サイボーグ009」
- 石ノ森作品の基本にして最終形。でも未完orz
- 中沢啓治「はだしのゲン」
- 日本中の子供達に戦争に対するトラウマ与えつつ、人間の逞しさを教えてくれた問題作。
集英社系
- 井上雄彦「SLAM DUNK」
- この作品の登場で、スポーツ漫画は「SLAM DUNK以前」と「SLAM DUNK以降」に分かれたといっても過言ではないでしょう。
- 富樫義博「レベルE」
- まさしく「予想の一つ斜め上をいく」作品。
- 荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」
- 独特の作品世界と言う意味では、この作品に勝る物は無いと思う。
- 原哲夫・隆慶一郎「花の慶次」
- 「漢」という生き様を、ここまで見事に描ききった作品は他に無い。
- 原哲夫・武論尊「北斗の拳」
- 登場人物がいちいち格好良過ぎる。
- 車田正美「聖闘士星矢」
- 強引な展開も圧倒的な熱さの前には無力であるという好例。
- 桂正和「ウイングマン」
- きっとデスノートはドリームノートのパクリだよ、うん。
- 北条司「シティーハンター」
- 後半とAHは忘れてください。
- 森田まさのり「ろくでなしBLUES」
- 何だかんだ言っても、太尊はかっこいいなぁ。
- 宮下あきら「魁!!男塾」
- 民明書房はどこにいったらありますか?
- 小畑健・ほったゆみ「ヒカルの碁」
- この作画と原作の組み合わせこそが「神の一手」だよなぁ、としみじみ。
- 小畑健(土方茂)「CYBORGじいちゃんG」
- 現在、恐らく少年漫画界で最も絵の巧い小畑師匠の初連載がこれ、というのは若い人には衝撃かもしれません。
- 三条陸・稲田浩司「ダイの大冒険」
- ここまで少年漫画らしい少年漫画は、他にない。
- うすた京介「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん」
- 意味は無い。だが、それがいい。
- 木多康昭「幕張」
- この作品を連載していた事が、ジャンプ最大の功績であり罪でもあるでしょう。
- 藤崎竜「封神演義」
- 本当なら初期短編をお奨めしたい所ですが、とっつきやすいのはこちらでしょう。
- かずはじめ「MIND ASSASSIN」
- 毎回少年誌とは思えないテーマを扱ってくれました。
- 萩原一至「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」(連載中?w)
- 色々と問題は有りますが、漫画界の一つの転換点となった作品である事は間違いないでしょう。
- 浅田弘幸「I'll」
- あーもう、どうしてこんなに絵が巧いんだ、浅田は!
- 荻野真「孔雀王」
- 日本人が大好きな神仏ごちゃまぜ世界観を体現した漫画。
- 小手川ゆあ「死刑囚042」
- 「限られた生をどう生きるか」を、独特のタッチで描いた名作。
- 城アラキ・甲斐谷忍「ソムリエ」
- 数ある専門職を題材にした漫画の中でも、ここまで完成度の高い物は稀有だと思う。
- 平松伸二「マーダーライセンス牙」
- 「牙を突きたてろ!」
小学館系
- 藤田和日郎「うしおととら」
- 闇雲な熱さと迫力のアクション、そして人情が適度なバランスで融合した名作。
- ゆうきまさみ「機動警察パトレイバー」
- アニメ版との微妙な差異まで見ると、より面白い。
- ゆうきまさみ「究極超人あ〜る」
- 違う!ばるぱんさーのポーズはこうだ!!
- 皆川亮二・たかしげ 宙「スプリガン」
- 私はボー・ブランシェが大好きでした。
- 皆川亮二「ARMS」
- 序盤の微妙っぷりを吹き飛ばすかのような、中盤以降の闇雲さが大好きです。
- 久米田康治「かってに改蔵」
- この作品で久米田は上手く方向転換できたと思います。
- 椎名高志「GS美神 極楽大作戦!!」
- 横島とおキヌちゃんが好きです。
- 浦沢直樹「MONSTER」
- 「で、結局何なんだー!」と叫びつつも何度も読み返してしまう作品。
- 竹下堅二郎「カケル」
- この方の最近の作品しか知らない読者は、この作品を読むといいと思った。
- 小山ゆう「あずみ」(連載中)
- 容赦なく主要キャラが死んでいって、でも決してお涙頂戴にならない凄い作品。
- 高橋しん「いいひと。」
- ドラマ化は黒歴史です。
- 吉田戦車「伝染るんです。」
- 人生に疲れたときに読むと癒されます。
- Moo.念平「甘いぞ!男吾」
- これでコロコロコミック連載だったってのが凄い、と最近になって思いました。
講談社系
- 永井豪「デビルマン」
- 最終回は伝説ですね。
- 石川賢「ゲッターロボ」
- アニメ版よりもこちらの方がはるかに好きです。「目だ! 耳だ! 鼻だ!」
- 高森朝雄・ちばてつや「あしたのジョー」
- 燃え尽きたい男達のバイブル。
- 森川ジョージ「はじめの一歩」(連載中)
- コレを読まずに現代ボクシング漫画を語るな、という程の名作。
- さいふうめい・星野泰視「勝負師伝説 哲也」
- 麻雀漫画は数有りますが、麻雀放浪記好きとしてあえてこの作品を。
- 安童夕馬・朝基まさし「サイコメトラーEIJI」
- トオルとか初期と全然設定違うよなぁ、とか思いつつも、やっぱりドラマ運びの上手さはピカイチ。流石はキバヤシさんです(ぉ
- しげの秀一「頭文字D」
- 同じ様な展開の繰り返しも多いのに、全然中弛みしないでテンションを維持し続ける技量は凄い。
- 士郎正宗「攻殻機動隊」
- たまには原作も思い出してあげてください、という事でコレ。
- 日本橋ヨヲコ「プラスチック解体高校」
- 学園物が大好きなのであえてコレを。
- 野中英次「課長馬鹿一代」
- 「クロマティ高校」よりもむしろこちらの方が「らしい」と思います。
- 岩明均「寄生獣」
- 深いようでいてそうでもなくて、でもやっぱり深いテーマを扱った作品。
- トニーたけざき「岸和田博士の科学的愛情」
- 「こんな事もあろうかとー!」
- 榎本俊二「えの素」
- 下ネタ以外の何物でもないのなけれども、それがいい。
- 李學仁・王欣太「蒼天航路」
- 三国志だと、曹操は正直あんまり好きじゃなかったんですが、この漫画を読んでからは結構好きになりました。
- かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」
- 潜水艦漫画の最高峰。
- 加藤元浩「Q.E.D.―証明終了」(連載中)
- パクリと劣化コピーに満ち溢れるミステリコミック界において、明確なオリジナリティを有しているのはこの作品が唯一と言っても過言ではありません。
- 吉永裕介「ランペイジ」
- 設定はトンデモ、描写は緻密な三国志漫画の隠れた名作。雑誌休刊の煽りで打ち切りされた不遇の作品。復活が待たれます。
秋田書店系
角川系
- 木村太彦「余の名はズシオ」
- 人気はあったのにいつの間にか連載しなくなって、単行本の続きも出なくなったというある意味伝説の作品。木村太彦氏は今も描いてるけど、私的にはズシオの方が面白いと思います。
- えすのサカエ「花子と寓話のテラー」
- 絵柄はどちらかというとカワイイ系なのに、ずっしりねっとりと覆いかぶさってくるような雰囲気を醸し出す不思議な作品です。
- トニーたけざき「トニーたけざきのガンダム漫画」
- ガンダム好きでこれを読んで無い人はモグリだし、これを受け止められない人もモグリだね。
- 森山大輔「クロノクルセイド」
- 出来の悪いアニメ版のせいでいまいちブレイクしなかったけれども、「限られた生」を全力で駆け抜ける若者達の戦いを、見事に描ききった名作でございます。
- 吉富昭仁「EAT-MAN」
- ネジを喰らう主人公、というインパクトもさることながら、予定調和の中にしっかり面白さを詰め込める作者の技量が素晴らしい。
- 矢上裕「エルフを狩るモノたち」
- 時折挿入される切れ味の鋭すぎるギャグにやられます。
- あずまきよひこ「あずまんが大王」
- あんまり言わないですが、間違いなく「あずまんが系」みたいなジャンルを確立した作品でしょう。
- 犬威赤彦「こみっくパーティー」
- アクの強い原作を上手くアレンジして、ちゃんと自分の作品に仕上げている、原作付き漫画のお手本の一つ。
キャプテン系w
ガンガン系
- 藤原カムイ「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」
- 既刊のサイドストーリにまで配慮して「ドラクエ」の世界観を描ききった名コミカライズ。
- 柴田亜美「南国少年パプワくん」
- チャッピーえさ!
- 戸土野正内郎「悪魔狩り」シリーズ
- パクリだなんだといわれながらも、きっちりと独自の世界観を構築しきったその姿勢は素晴らしいものが有ります。
- 東まゆみ「スターオーシャンセカンドストーリー」
- エニックスのお家騒動で打ち切られたものの、原作ゲームファンからも熱い支持を得た佳作。
- 天野こずえ「浪漫倶楽部」
- 「ARIA」の原点ともいえる、独特の語り口が絶妙。
- 三笠山出月「うめぼしの謎」
- 一部ファンの間でカルトな人気を誇る伝説のギャグ漫画。
- 堤抄子「聖戦記エルナサーガ」
- ファンタジーのお手本のような作品。つい最近、続編も連載されていました。
その他
少女漫画系
- 一条ゆかり「有閑倶楽部」
- 少女漫画読んでてこの作品を読んだ事無い人は廊下に立ってなさい。
- 川原泉「笑う大天使」
- とりあえず読んでおきましょう。映画は無視してもいいから。
- 萩尾望都「スター・レッド」
- 萩尾望都作品としては比較的大人しい方ですが、ラストシーンに漂うなんともいえない寂寥感がよいのです。
- 山岸凉子「日出処の天子」
- 聖徳太子さまも山岸涼子にかかるとこんなに怪しくなってしまいます。
- 河惣益巳「サラディナーサ」
- 海洋ロマン。この作品は男達がいちいちカッコよすぎるのです。
- 成田美名子「CIPHER」
- 私はサイファ派ッス(何?
- 槇村さとる「半熟革命」
- なんとも登場人物達が気持ちよくって、好きです。
- 水樹和佳子「イティハーサ」
- 古代日本をモチーフにした、神々と人々の戦争劇。主人公・鷹野はいまだに心のヒーローの一人です。
- CLAMP「東京BABYLON」
- ラストの衝撃は今でも忘れられません。
- 高屋奈月「フルーツバスケット」(連載中)
- 現実に打ちのめされた人々が、それでもほのぼのと前向きに生きていこうとする姿は美しいな、と思わせてくれる作品。