たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Fate/stay night 第22話「願いの果て」

TVKは来週も放送時間が変更らしいので注意!*1
(以下ネタバレ)

一人でのこのこ出かけた士郎も底なしのうっかり者だけど、それに気を配らない凛とセイバーもかなりうっかり者じゃない? と。
さてさて、久々の出番のランサーさん。やっと見せ場が? と思いきやここであっけなく退場。まあ、原作通りの展開なのでしょうがないのですが、もう少し頑張らせて欲しかった、というのが本音。
まあ、原作バレにならない程度の設定なのでフォローしておくと、ギル様がランサー捕縛に使った鎖は、対象の神性が高ければ高いほど威力を発揮する代物で、しかも止めを刺した螺旋型の剣は、ランサーの天敵ともいえる宝具なので、あっさりやられてしまったのも別段おかしい事では無いんですけれども。
ただ、せめて螺旋剣をギル様が見せ付けて「せめて貴様におあつらえ向き剣で止めをさしてやろう」と言ってくれるとか、ランサーが「その剣は……カラドボルグ!?」と驚愕するとか、知識ゼロの人でもランサーがあっさりやられる事に裏づけを感じられる演出がほしかったなぁ、と。
まあ、本当にランサー兄貴の迸るかっこよさを描くには、UBWルートやhollowネタを持ってくるしかないんですが。っと、そういえば今回hollowをやった人が思わずニヤリとするシーンもありましたな。
気になったのは、教会地下の奥の部屋が、一体全体何だったのかアノ情報だけだと断片的にしかわからなさそうな所ですかね。台詞からギル様が延命する為に人間をどうこうして生贄にしている部屋、というのは分るでしょうが、そこに士郎がどう絡んでいるのかがさっぱり語られませんでした。断片的な情報を出して、後は視聴者の類推に任せるというのがこのアニメのスタンスのようですが、断片的過ぎるとただの意味不明だということが、分っているのか疑問。
後、教会の敷地内を悠長に歩いて立ち去るセイバーと士郎が素敵に間抜け。せめて早歩きくらいしろよ! という感じ。いちいち緊迫感をそぐアクションが好きなんだなこのスタッフは、という感じか。

*1:6/9(金)26:15〜26:45