たこわさ

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車の燃費計測、新方式で厳格に…数値1割以上悪化か

http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20060430ve01.htm

 国内で販売される自動車の燃費性能は、現在、関係法令に基づき、走行パターンを10回変えたテストと15回変えたテストを繰り返す「10・15モード」と呼ばれる方式で計測されている。都市部での走行を想定し、あらかじめ決められた速度の切り替えパターンで走り、ガソリン1リットル当たりの走行距離などを計測する。
 ところが、10・15モードは、「(実際の走行より遅い)時速40キロまでの加速・減速」や、「エンジンが完全に温まった状態での発進」「最高時速は70キロまで」など、燃費にとって「理想的な」状況を設定している。このため、運転状況によっては、実際の燃費は、10・15モードの半分程度にも悪くなるという。
 新方式は「JC08モード」と呼ばれ、エンジンが冷えた状態から発進したり、時速60キロまでの加速、減速を繰り返したりと、実際の走行に近い形で計測する。

実際問題、メーカー同士の「カタログ値」争いみたいなものが純然として存在して、具体的な数値に弱い消費者が、それに踊らされる光景がよく見られる訳で。
「低燃費」を売りにしておきながら、実燃費は他メーカーの同クラス車のそれよりも低い、なんて車もありますしね。どのメーカーのどの車とは申しませんが。
何はともあれ、実燃費に近い測定基準が設けられるのは、良い事です。