たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Fate/stay night 第二話「運命の夜」

諸事情で注視して観られなかったので一部トンチキな感想になっているやも(以下ネタバレ)
とりあえず、第一話で不満に思った点(エピソードを詰め込みすぎな割には内容の密度が薄い・尺を節約しやすいシーンをわざわざ台無しにしてしまっている)は払拭されてなかった感じではありますが、アニメーション作品としてのレベルは及第点ではないでしょうか。
OP前が凛パートっぽくなっているのは、中々原作に配慮した構成ですな。流石に原作を忠実に再現、というのは無理だったようですがw
で、いよいよ序盤の見せ場の一つであるアーチャーvsランサーなんですけれども、作画は良いのですがいかんせん尺が短すぎて、原作にあった緊迫感とかアーチャーとランサーの力量の差とか戦術の違いとかがおざなりにされちゃった感がありますね。実際原作を知らない人の中には、「接近戦のクラスが遠距離戦のクラスと互角の戦いかよ」みたいな感想を抱いてしまった人もいるようですし……。
凛が父の形見の宝石で士郎を救うシーンも、なんというか、行間が足りないというか存在しないというか、淡々と進ませすぎなんですよね。原作での凛の思考を再現する必要はないですけど、もっと「一瞬だけど重い逡巡」を表す表情がほしかったなぁ、と。
後、最後の見せ場であるセイバーの登場シーンなんですが、魔方陣からニュっと出てくるあの画はちょっとどうかと思いましたね。直前に眩い発光のシーンがあるんですから、そこから疾風の如くセイバー登場→ランサーぶっ飛ばす、の方が画として映えた気がするんですがね……。尺も節約できるし。
ああ、気がついたら文句ばっかりだw