たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

日本のアニメーターは、どれほど貧しいか

http://hotwired.goo.ne.jp/original/hamano/051206/

アニメーターの労働時間は1日平均10.2時間、月間労働時間は推計250時間で、平均年収は100万円未満が26.8%、100万円以上200万円未満が19.6%、200万円以上300万円未満が18.6%である。動画マンは出来高払いが8割で、1枚あたりの報酬は平均186.9円、年収は100万円未満が73.7%である。

実際にアニメ業界にいた知人から話を聞いたこともあるので、それなりに現状は知っているつもりでしたが、こうやってまとまった報告として目にすると、改めて極限的状況である事を思い知らされます。
『制作費がタイト→賃金の安い海外に仕事が回る→国内アニメーターの仕事減る→国内アニメーターの人材減少・実力低下→後続が育たない→日本アニメ界沈没』という、綺麗過ぎる暗黒の流れがここ何年も続いているわけで。その裏で、確実に儲けている連中がいるわけで。