あらすじはTV東京公式の鉄人28号コーナーで。
「神出鬼没の怪盗」という昭和初期のダークヒーロー像と「帝銀事件」をモチーフとした強盗殺人事件の合わせ技とは恐れ入る。「帝銀事件」をモチーフにしている時点で、怪盗のダークヒーローとしての魅力は見込めなくなっている*1のだが……。実際ただの小悪党だったが。
ストーリー展開はそれなりに良かったのだが、全体的に「雑」さを感じた。場面切り替えにスライド*2を使っているのが全く持って意味不明。「うつけの息子を憂う父」の姿も描きこみ不足で上滑り気味。
オチが予定調和タイプの話なのだから、もう少し過剰な演出が欲しかった気がする。
まあ、多分スタッフの力量の問題以外の障害があるのだろうが……。