たこわさ

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竜ノ湖太郎「ミリオン・クラウン 2」感想――一真に突きつけられたのは「終わってしまった過去」と「誰も知らぬ未来」

ミリオン・クラウン2 (角川スニーカー文庫)

ようやく読了しました。
かなりのボリュームで、一言で言えば「大満足」でした。*1

作者氏のツイートを拝見したところ、一部書店では売り切れ続出とのこと。
やはりラノベ読者層の中にも、こういった「文字数と世界観の暴力」みたいな密度の濃い物語を求めていた人が多かった、ということでしょうか?*2

前巻を上回る376ページというボリュームに加えて、同作者の「問題児シリーズ」のオーディオドラマもおまけに付く*3という点も魅力的だったのかも。

(以下ネタバレ含む)

*1:とは言え、「ラストエンブリオ」と同じく「校正さん頑張って!」と言いたくなる誤脱が多かったので、角川さんはもっと作家とスタッフを大事にしてあげて下さいw

*2:私はもはやラノベ読みではないので、観測内容から推察するしかないのですが。

*3:期間限定のネット配信なのでご注意を。

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