早いもので2017年も残すところ数時間。今年も面白かった作品、気に入ったキャラクターやエピソード、OP/ED楽曲&映像に(勝手に)「賞」を贈りつつ振り返ってみたいと思います。
なお、各クール毎の評価は下記それぞれの記事をご参照ください。
- 2017年冬(1月~3月)アニメ雑感と評価(★5点満点) - たこわさ
- 2017年春(4月~6月)雑感と評価(★5点満点) - たこわさ
- 2017年夏アニメ(7月~9月)雑感と評価(★5点満点) - たこわさ
- 2017年秋アニメ(10月~12月)雑感と評価(★5点満点) - たこわさ
優秀作品賞
1クールを見事に使い切った「ACCA」。
名作時代劇を現代アニメの技術を結集して見事にアレンジしてみせた「鬼平」。
炎上事件まで起こした不出来な原作ゲームを見事に蘇らせた「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」。
骨太のSF活劇を見せてくれた「ID-0」。
「作り手」側の本音を盛り込みつつ自己満足にならなかった「Re:CREATORS」。
特異な世界観を描ききってくれた「メイドインアビス」。
斬新な表現力を見せ付けてくれた「ボールルームへようこそ」。
いずれも骨太と呼ぶにふさわしい作品でした。私的にはRe:CREATORSが一番好き。
男性キャラクター賞
女性キャラクター賞
- メテオラ・エスターライヒ(Re:CREATORS)
- 原作者に「大聖母」とまで言わせた凄いキャラ(笑)。今年一番好きな女性キャラでした。
- アリーシャ・ディフダ(テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス)
- 原作の不遇さはどこへ行った!? 第二の主人公とも言うべき大活躍。一本筋の通ったハンサム・ガールでした。
- 織部凛々子(サクラクエスト)
- 典型的な成長キャラ。当初は他のキャラのほうが好きだったんですが、最後は凛々ちゃんばかり応援してた気がw
ベストOP賞
楽曲と映像のクオリティ・親和性が高いものをピックアップ。
- Shadow and Truth(ACCA13区監察課)
- シャレオツ! その一言に限る。作中世界に存在する仮想の音楽ユニット、という体らしいですね。なるほどの親和性。
- 鬼平のテーマ(鬼平)
- 田中公平節が利いていて格好良い!
- Tiny Tiny(フレームアームズ・ガール)
- 特に手書きの多い後期作画が最高でした。歌の方はフルコーラスだとちょっと残念なことに……。
- BUTTERFLY EFFECTER(ひなろじ)
- コマ撮りアニメの味わいが本編や音楽とマッチしていて素敵でした。
- 10% roll, 10% romanc(ボールルームへようこそ)
- UNISON SQUARE GARDENのアニメタイアップ曲って、曲も映像もハズレがないよな……と謎の感心をしてしまいました。
『ACCA13区監察課』OP主題歌「Shadow and Truth」
- アーティスト: ONE III NOTES,Konnie Aoki,高橋諒
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2017/02/22
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ベストED賞
- ルビコン(Re:CREATORS)
- こちらもコマ撮りを織り交ぜたアニメーション。本編後半の急展開振りとの対比が素晴らしかった。
今年は良作EDが多かった印象もあるのですが、あえて「ベスト」として選ぼうと考えると「ルビコン」だけでした。
全体のクオリティが上がっているが故、かもしれませんが。
ベストエピソード賞
- 「鬼平」 第七話「瓶割り小僧」
- 改心したからといって救われるとは限らない。許されたからといって贖いが終わったわけでない。じんわりと尾を引くエピソードでした。
- 発売日: 2017/02/21
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
- テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス #25「伝承」
- これは作品全体の出来も含めてですが、原作ゲームの酷さに痛い目に遭った全てのプレイヤーの心を浄化する素晴らしい最終回でした。
- 発売日: 2017/05/02
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
- サクラクエスト 第25話「桜の王国」
- きっちりと「最終回」しつつ、それぞれの未来を予感させる素晴らしいエピローグ。
- 発売日: 2017/09/21
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
- 「Re:CREATORS」 #22「Re:CREATORS」
- 力技ではなく、結局は「創作愛」が勝ったという締め方、そしてメテオラさんや颯太くんがきっと後悔しない未来を手に入れるであろう暗示的な終わり方は素敵でした……。
- 「Fate/Apocrypha」 第25話「Apocrypha」
- 色々と言いたいことのある本作ですが、あんな幸せな結末を見せられては、もう許すしか無いというか……。ライネスがちょこっと出てたのもGJ。
産業廃棄物だったで賞
挙げたらキリもないので、今年も割愛。
やはりアニメ作品が増えた分、クオリティが維持できない部分も出てきますよね……。早く現場のクリエイターさん達にきちんと利益が還元される仕組みを作って欲しい。
最後に
いつもは年末にあわせて投稿している本記事、今回は年末作業に疲れて眠ってしまったり、Fate特番を見ていたりして2018年に突入してからの投稿と相成りました(^^;
今年はプライベートが色々とゴタゴタしていて、例年以上に腰を落ち着けてアニメを観られない日々が続きましたが……それでも振り返ってみると結構な視聴数になっていたので、根っからのアニメオタクなんだな自分、と自覚する始末(苦笑
来年も生活が落ち着かないのでますます観る数は減りそうですが……何とか頑張って今年と同じくらいは観たいと思います。
2017年は、劇場版アニメをあまり観られなかったので本記事では割愛しましたが、「Fate/stay night [Heaven's Feel]」第一章の出来が素晴らしかった事をここに記しておきます。
18年公開予定の第二章も楽しみです。
それでは皆様、2018年も良いアニメライフを!